宮城・仙台「新料理 都留野」の牛タン(令和4年11月訪問)

予算:アラカルト3,000円〜/人
カード利用:可

仕事に疲れて振休取って仙台に来たのに、職場から「カメラのバッテリーがない!」と電話がかかって来ました。なんで同じ職場の人間が4人いて充電器の場所も知らないのだろうか…などと愚痴をこぼしながらお目当ての某牛タン屋に向かったところ、営業時間中のはずなのに明らかに様子がおかしい。
閉業しているんじゃないかってレベルの薄暗さと人気のなさでおそらく「臨時休業」だったのでしょう。クセの強い店として有名ですが、休みくらいちゃんと告知なり、店の前に貼っておいて欲しい。

シェフの気まぐれサラダみたいなノリで休まないでいただきたい。

とはいえ、コストコで買えるような牛タンを仙台駅で食べるほどできた人間ではないので、屈指の人気店であるこちら「新料理 都留野」に電話をかけて予約。平日じゃなきゃ人気で当日予約できないので命拾い。平日休みは尊い。

お通しは刺身、ちゃんと美味しくて既にご飯が欲しい。

謎メニューすぎて気になった「山芋のオランダ」。塩とレモンで食べるこれヤバい、食感は惣菜化したポンデケージョ(多分ちょっと違う)。山芋の香りがふわっと香ってポンポン食べられる。

新幹線まであまり時間がなかったのでさっそく本丸の「たん焼き」を。この分厚さは確かに仙台どこ見渡しても無いな。タン元からタン先まで揃っており、食感の違いも楽しみながら食べ進めます。ここで我慢できずご飯オーダー!。

左側がタン元になるので、女性を当店にお連れする紳士諸君はぜひ左側から食べてあげてください。硬くて並の顎力では噛みきれません(その分ジューシーで食べ応えありますが)ので、「もののけ姫」のサンよろしく噛みちぎってあげるか、右側のタン先をプレゼントしてあげてください。僕は知らずに右から食べて厨房の大将から「男は気遣いだぞ!(笑)」と自分の未熟さを思い知らされました。

たん焼き同様にこちらの看板メニュー「たんタタキ」は絶景。タタキで食べられるのはここを含めて片手に収まる程度しか知らないので、仙台でもかなりレアな気がします。脂の甘みが予想以上にグッとくるので、ご飯追加オーダー!山盛りのネギとタタキでかきこむ白米は悪魔的な美味さ。

お酒を飲まずにひたすら食べてお会計は1人3000円ちょっと。強烈なコスパで申し訳なくなるものの、お酒を飲むなら多分もう一人前タン焼きとご飯を頼むと思う、そんな忘れられない仙台の牛タンとなりました。

「新料理 都留野」

住所:〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町4丁目5-40
電話番号:022-221-0806
アクセス:地下鉄南北線「広瀬通」駅から徒歩5分程度
Webサイトなど:なし
予約:電話予約


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