京都・四条「おうちごはん 中島家」(令和5年1月訪問)

予算:アラカルト3000円〜/人
カード利用:可

京都に来ると、とりあえず町屋風の高級なお店に行きたがるのが上洛する人間の性である。それはそれでいいけど、いわゆる地元の人が集うような気軽なお店の選択肢を持つと、京都の奥深い食文化に一歩足を踏み入れることができるってものじゃない?ということで今回は京都の名門D大学で学生生活を過ごした御仁に店を任せました。

個人的に「京都」という街の一員になってみたい願望が強いので、ここで学生やりたい人生だった…。
関関同立のKとDは受かったけど上洛に大反対されて断念したんですよね。悲しみ。

四条の駅から徒歩5分ほど、シャレた町屋のビストロやカフェが並ぶ道の先に今回のお店「おうちごはん 中島家」はあります。
手前にカウンター、奥に座敷、2階も席が用意されており様々なシーンで使えるお店で、観光客というよりも地元のおじちゃんおばちゃんの飲み会とかで使われてる感じ。

メニューは居酒屋というよりは小料理屋って感じで、京都のおばんざいを中心に出汁にこだわったメニューが豊富。京都は東寺「うね乃」の無添加の出汁を使用しているのがウリらしい。

まずは、おばんざいの5種盛り合わせを注文。「おかえりなさい」と書かれた円盤で運ばれてきたのは「ポテトサラダ」、「ナスと万願寺とうがらしの揚げ浸し」、「里芋の煮っころがし」、「九条ネギのてっぱえ」、「大根と生姜のきんぴら」。どれも素朴で味が染みてて美味しい。
特にてっぱえ(俗に言うぬた)は美味で、九条ネギとキノコの食感のギャップに強めの辛子がよく合う逸品。

店を紹介してくれた御仁がよく食べていたという「トマトの冷たくたいたん」(正式名称)。
冷たいトマトながら、しっかりと出汁が染み込んでおり、不思議な感覚ですがこれまた美味しい。染み渡る優しい味がとても良く、トマトのそれとは異なるレモンの酸味が一味変えてくれて良いアクセントに。

削りたて鰹節の出汁茶漬け。注文してから削ってくれる節は非常に良い香り。昆布と鰹がよく香る出汁と合わせるとボニート爆弾っすね。米も美味い。

おでん5種盛りも出汁が美味いから余計に京都の寒い冬には合いますね、糸こんにゃくがうまし。
なお、この日の京都は暑かったです。

ヒラメの造り。厚めに切られていて脂ノリも非常に良くエンガワもついてるですって!?
寿司屋でバグった金銭感覚を取り戻した気がする。

魚も美味いじゃんとなってなめろうを追加したところ、予想外の赤味噌タイプ。お腹が空いてる時に白米と食べるなら最高なのですが、割と食べ進めてからのこれはなかなか重いぞ…。注文の順番ミスを反省。

というわけで白米を頼む。米が進むのだが、さすがに厳しくなってくる(笑)。出汁茶漬けの出汁を残しておけば最高のなめろう茶漬けになったこと間違いなしなので次回はその戦法で臨みます。

デザート(食べるんかい!)には、生麩くろみつを。
プレーンのお麩とヨモギ麩の2種類、アツアツのもっちもちでうまし。

飲む気はなかったのでドリンクは1杯だけしか飲んでいませんが、1人4000円しないくらいのお会計。普段使いしているような客層が多いので雰囲気も良くて非常に満足度が高いお店でした。
観光客ナイズされすぎていない京都っぽさがあるし、食事も非常に美味しく、店員さんの対応も非常に丁寧で総合的に良い。
京都に5回くらい来た中級者以上に対して、積極的に進めていきたいなぁここは。

「おうちごはん 中島家」

住所:〒600-8054 京都市下京区仏光寺東町115番地
電話番号:075-365-2262
アクセス:地下鉄烏丸線「四条」駅から徒歩5分程度
Webサイトなど公式ホームページ
予約「食べログ」からネット予約可能

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