冬はひたすらスキーで山籠り。今年は特に雪の状態が芳しくなくあまり雪山に行けませんでしたが、その代わり1回1回の滞在をホテルのグレードも含めてレベルアップして冬を過ごしました。
その中でも1月の雪が良い状態の時に行けた「ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート」での滞在が非常に良いものだったので宿泊記に残しておきます。
「ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート」宿泊記
会員特典とアップグレード
当ホテルでは全室クラブインターコンチネンタル特典付き(ポイント泊でも関係なし)
追加料金不要で朝食、アフタヌーンティー、カクテルタイムが利用可能!
お部屋は2クイーンのテラス付きプレミアムルームにアップグレードいただきました。
お部屋
2クイーンテラス付きプレミアムルームは68平米とのことですが、テラスと雪山ビューも相まって想像以上に奥行きの広さを感じるお部屋。
内風呂は雰囲気抜群の檜風呂!シャワーブースから洗面台の前を通って風呂に入らなければならないのが動線としてちょっと…
トイレはスペース広々。
問題のシャワーブース(笑)水圧も問題なし、ただただ浴槽への動線だけが残念。
アメニティはBYREDO。
クローゼットはウォークインタイプ、私は何も感じないが女性は嬉しいのかしら?
このお部屋の醍醐味はなんといってもこのテラス!
冬は見ての通り一面の銀世界、夏は新緑、秋は紅葉と季節ごとの景色を楽しめます。
私は冬にお風呂上がりの熱い体から湯気を出しながらマイナス気温の外気に触れるのがたまらなく好きです、髪の毛も一瞬で凍るあの感じ、伝わってほしい(笑)
ちなみに売店で売っている安比高原牧場牛乳を飲むのが最高です。これで飲むプロテインも良いよ!
ラウンジ(クラブインターコンチネンタル)
全室クラブアクセス付きのこのホテルはチェックイン待ちのウェルカムドリンクからアルコール含め充実!
ウェルカムドリンク
まずはチェックイン時のウェルカムドリンク。
この他にアルコール(シャンパン、ビールなど)も注文可能!
アイリッシュウイスキークリームティーで身体を温めました。
カクテルタイム(17〜19時)
カクテルタイムももちろんドリンクは飲み放題、クラフトジンやカクテル、モクテルなど色々楽しめます。
フードはこんな感じ、他のインターコンチネンタルのラウンジ運用のようにお腹いっぱいにはなりませんのでご注意を。
アフタヌーンティータイム(13〜15時)
最後にアフタヌーンティータイム、3段スタンドで本格的!
時間的にもスキーの休憩がてら食べるゲストがほとんどなのでスキーウェアから着替える必要がないのが個人的にかなりありがたいポイントでした。
ちなみにインターコンチネンタルアンバサダーの16時レイトチェックアウトを活用できれば1泊でも2回利用できるのでお腹に余裕があればどうぞ!
しっかり塩っぱい要素も入ってます。
ジム・スパ
ジムはだいぶスペース狭め、まあここまで来ればハイキングやスキーで身体を動かすだろ?ということでしょう(笑)
温泉内は撮影禁止なので写真はなし。スキー上がりの露天風呂が最高に気持ちよかった!
なお、チェックアウト日にスキーやハイキングに出かけて最後に温泉に入ってから帰ることもできますので、その際は出かける前にフロントで一声かけてチェックアウト後のアクセスキーの手配をお願いしておくとスムーズです。
泉質表示はこんな感じ。ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉で疲労回復!
温泉内の冷蔵庫のドリンクは無料、カバンに詰めて持ち帰っちゃダメよ。
レストラン・バー
「白露」(ディナー)
ホテル内唯一のダイニング「白露」での夕食、カクテルタイムの後に伺いました。
地元食材を使用したメニューを中心にアラカルトでオーダー。
岩手短角牛の生ハム、脂身の少ない赤身=肉感の強い濃厚な味わいがワインによく合う。
八幡平マッシュルームのコンソメスープ、コンソメの味わいが強烈、素材力すごいな。
県産ホワイトアスパラ、甘みエキスが溢れ出す。盛り付けも美しい!
またもや八幡平マッシュルーム!下の肉野菜炒めももちろん美味しいけどマッシュルームに完全にハマってしまった…ふるさと納税でも手に入るらしい、納めます。
デザートはその日のシェフセレクション(日替わりメニュー)でりんごの食べ比べという興味深いメニューがあったのでりんごジュース大好きおじさんとして頼まざるを得なかった。
地元農園の「星の金貨」という品種の甘みと酸味のバランスの良さが印象的!これも気に入った。
「BAR 畚(MOCCO)」
アンバサダークレジットの消費も兼ねて食後はバーで冬季限定のフルーツシャンパンカクテルを!
冬なのでやはりフルーツはイチゴ一択!
冬の寒さで蓄えた甘みが凝縮されています、スキーの疲労もありすぐ酔った(雑魚)
「白露」(朝食)
朝食はセミブッフェスタイルになっています。
ブッフェメニューだけでも地元八幡平のブランド食材が揃っており贅沢な朝食が楽しめます。
朝食の真骨頂はやはりオーダーメニュー。
ブッフェもたくさん食べてしまっており、食後はスキーなのでコンプリートとはいきませんでしたが、複数日の滞在なら絶対食べ尽くしたいラインナップ!
お粥膳、付け合わせの薬味やおかずの盛り付けが美しすぎて感動、あえて隠した撮り方の写真を載せておくので実際に泊まって食べてみてください。
エッグベネディクトには地物の八幡平サーモンを使用、鮮やかなオレンジ色が美しい。
オムレツはディナーで感激した八幡平マッシュルーム入り、ほんと美味しい。
スイーツ部門からは安比高原牛乳仕立ての厚切りフレンチトースト!卵焼き丸ごと一本みたいな存在感(笑)
外観・内観
ホテル外観は真っ黒、無機質で好き、安比スキー場にはもちろん直結。
スキーコース内の樹氷、蔵王のような絶景とはなりませんが冬の醍醐味。
ロビーラウンジ、夜の人がいない時の雰囲気はすごい。日中の光が眩しいくらい差し込む雰囲気も良いけどやはり夜。
スキーヤーは宿泊者の割引特典が受けられるので必ずフロントでその旨伝えましょう。
エントランスへ通じるアプローチの奥には八幡平の観光スポット「鏡沼=八幡平ドラゴンアイ」がお出迎え!ここも人がいない夜の時間帯に訪れると良い雰囲気です。
ターンダウンの後は睡眠の質向上ドリンクをいただけました。
アクセス
最寄駅は東北新幹線「盛岡駅」
そこから「安比高原スキー場」方面のバスで1時間ほどバス移動、冬のスキーシーズンとそれ以外で運行状況が異なりますので公式HPの時刻表を確認してください。
感想とまとめ
今年の短いスキーシーズンの中でも思い出深い滞在となったインタコ安比。
ゲストの大半はやはり外国人、ウインターシーズンの長期滞在のゲストも多いようで館内は常にゆったりとした落ち着いた雰囲気でした。
スキーリゾート内のホテルなのでスキーウェアやジャージのような格好でも浮くことがないのも良いポイントですよね、スキーしに来てるのにドレスコード設けられても正直面倒だし。
食事もとにかく地元の食材にこだわったメニューがたくさん提供されていたことが印象的、せっかく地方の山奥まで来たのだからやはり地物を体験したいですからね、ましてやホテルエリア以外ではほとんど飲食店がないのでそういう面でも長期滞在ゲストにも飽きられない工夫がしっかりされているなと感じました。
一方でやはり外国人ゲストの対応がメインになっていることで国内なのに日本語でのコミュニケーションが難しいスタッフが一定数いることは悲しいことです。都内や国内大都市のホテルでも当たり前になってい現状…日本人としては複雑な心境ですがこれもまた現実ですね。
是非とも次回は夏のグリーンシーズンに避暑も兼ねて遊びに来たいところ、冬に比べるとだいぶ宿泊代金も安くなるようですし、ステータスに関係なくほぼオールインクルーシブのような滞在を楽しめるので、IHGからの直予約に限らず一休や楽天トラベルなど各OTAのセールやキャンペーンなどでお得に宿泊できるチャンスもたくさんあるというわけです。