阪神牝馬ステークス（2023）の予想と買い目

2023年4月8日

どうも、「買わないレースだけ的中くん」です。本当です。

先週のGⅠ大阪杯では、本命のジャックドール、対抗のスターズオンアース、穴指名したダノンザキッドが先行策から粘り3着に入ってくれたため、馬連、ワイド、3連複、3連単全て的中することができました！最近は穴馬的中が多くなっているので、オッズも美味しく手に汗握れて楽しいですね（笑）穴党の皆さんの気持ちが少しわかった気がします。

さて、今週のGⅠは桜花賞！昨年初めて馬券を購入した記念すべき競馬デビューの1戦です。
節目の1日に向けてまずは土曜日の2重賞をしっかり的中させたいと思います！

この記事では阪神1600mのGⅡ「阪神牝馬ステークス」の予想を行います。

「阪神牝馬ステークス」(2023)の予想と買い目

レース分析と展開予想

桜花賞と同じコースで行われるこの1戦。今回は昨年の牝馬クラシック戦線を賑わせた4歳馬を中心に有馬記念4着のイズジョーノキセキ、11戦連続連帯中のウインシャーロットなど強力メンバーが勢揃い。過去の勝ち馬を見ると秋華賞を経て年明け1.2走した4歳馬、エリザベス女王杯を経た5歳馬のローテが勝ちパターンとしては多め。今回のメンバーだとピンハイ、サウンドビバーチェ、イズジョーノキセキのローテがなかなか魅力的。特にイズジョーノキセキの有馬記念からの直行ルートは珍しいものの、2020年の2着馬スカーレットカラーと府中牝馬S→エリザベス女王杯→有馬記念というローテが完全一致。鞍上も岩田康誠騎手という共通点もあり、距離短縮で人気がそこまで伸びないようであれば中穴のような形で狙うのも面白い1頭です。

枠順的には内より外枠が実績を残しています。今週からBコースに変更となるので、先週のようなバイアスは無視しますが、当日の雨がどのような馬場状態を作るのか直前まで判断に悩みそうです。
人気的には1.2番人気の信頼がやはり厚く順当な結果が多いもののヒモ荒れの傾向があるので、手広い買い方でもオッズ妙味にあやかることはできそう。

展開としては、サウンドビバーチェとウインシャーロットのハナ争いでママコチャ、ルージュスティリアによる番手争いでその1列後ろでコスタボニータ、ディヴィーナが追走。少し空いてピンハイ、イズジョーノキセキ、サブライムアンセム、テンハッピーローズ、アンドヴァラナウトの後方集団、最後方にフラーズダルムのイメージ。強烈なペースメイクをする馬はいないので、良くてミドルペースかなと。

推奨馬

◎ピンハイ
非常に体の小さい馬ではありますが、実績は4歳牝馬でもトップクラス。前走は実力上位の馬相手に物足りない結果となりましたが、得意の阪神に戻って仕切り直したいところ。持ち前の早い上がりがここ2走鳴りを潜めているので高倉騎手とのコンビ再結成で昨年のクラシックのような活躍に期待。

◯ウインシャーロット、フラーズダルム
ウインシャーロットはとにかく安定感のある先行競馬ができるのが魅力。実績も十分ですしこの相手レベルならば勝ちのない右回りといえども通用するはず。斤量も過去2走と変わらず55kgなのも好感。
フラーズダルムは前日オッズ的に☆にしようか悩みましたが、同舞台でダービー卿CTで3着のゾンニッヒに0.3秒差をつけている点を非常に好感。その時と同じ斤量でもあり、思い切って評価を上げました。

▲サウンドビバーチェ、サブライムアンセム
おてんば娘サウンドビバーチェは前走は早い段階で手応えがなくなり失速。前残りした展開での嫌な負け方は気になるものの、気持ちよく先行できた時の破壊力は抜群。侮れない1頭。
最内枠を引いたサブライムアンセムは阪神適性高め。フィリーズレビューでは最速の脚でナムラクレアを差し、桜花賞ではスターズオンアースの0.2秒差、ターコイズSは後方からの強襲に遭ったもののここも勝ち馬ミスニューヨークの0.2秒。現在の人気ほど侮れる存在ではない。

△ママコチャ、ルージュスティリア
ママコチャは前走1番人気ながら5着が精一杯。スムーズな先行はできたものの決め手に欠けた印象。とはいえ阪神は高相性を示す適性のため軽視したくないものの人気過剰な印象。斤量も2kg UPでここも不安視。
ルージュスティリアは今回のメンバー1番の上がり馬。阪神1600mでは昨年のチューリップ賞で最速の上がりで追い込むも6着という内容がやや気になるものの、近走の相手レベルから考えると重賞はまだ早い印象。川田騎手が怖いのでヒモには入れざるを得ないか。

☆テンハッピーローズ
1400m主戦のこの馬。目立つ終いの脚はないものの安定して追い込んでこれるのが魅力。重馬場で前が総崩れした時に中断やや後ろから突っ込んで来れたら面白い。