どうも「買わないレースだけ的中くん」です。本当です。
この記事ではフェブラリーステークスへの試金石となる一戦、GⅡ「東海ステークス」の予想をしていきます。
同日開催のAJCCの予想は昨晩公開しておりますので、以下ご確認ください。
「東海ステークス」(2023)の予想と買い目
レース分析と展開予想
過去10年のデータとして圧倒的に目立つのが「4枠5勝」です。今回はマリオマッハーとウェルカムニュースが該当しますが、私はここは懐疑的。5勝の内訳は全て1〜2番人気。うち2勝は単勝オッズ1倍台の圧倒的人気馬であり、最高でも2020年のエアアルマスの2番人気3.8倍ということで、「人気馬が順当に勝つ」だけで枠の有利不利は内よりは外の複勝率がやや高いくらいでしょうか。
昨日と今日開催の中京ダート1800mを見てみると、やはり前残りの傾向が見られます。直線に持ち出して上がりの早い脚で差せる馬は間に合いますが、持続性のある脚質は逆に向かないかなというイメージですので、やはり前で競馬ができるハギノアレグリアス、オーヴェルニュ、プロミストウォリアあたりを軸に考えたいですね。
展開としては、プロミストウォリアの単騎逃げが濃厚ですが、個人的にはアイアンバローズが逃げたらめちゃくちゃ面白いと思ってます。その後ろウェルカムニュースとハヤブサナンデクン、ゲンパチルシファーによる番手争い。好位にオーヴェルニュ、ハギノアレグリアス、スマッシングハーツ、ヴァンヤールが付けてその後ろは固まった展開。ディクテオンとクリノドラゴンが最後方からの競馬となる予想です。
推奨馬
◎4.ハギノアレグリアス
いつもはAJCCに向かうため、そもそもこの東海ステークスの騎乗数が少ない川田騎手が乗りに来る点を見ても本気度が伺える。常に好位でレースを進められる点も馬場傾向にマッチしており、実績も十分。得意距離かつ2勝している中京で重賞初制覇に期待がかかる。
○2.オーヴェルニュ、10.プロミストウォリア、12.クリノドラゴン
オーヴェルニュは同舞台でのGⅠチャンピオンズカップで9着も勝ち馬ジュンライトボルトとは0.7秒差。同馬と戦った3走前のシリウスステークスでも0.4秒差とGⅠでも通用する実力がある馬。先行できる馬なので今回はオッズ妙味もあり狙い目か?
プロミストウォリアは逃げ馬にも関わらず衰えない脚色がウリの上がり馬。相手のレベルはグッと上がるものの、同型馬がいないため、気持ちよく逃げ切る可能性も高い。また、過去10年で逃げ切った馬は上位人気のみであるが、現状2番人気ということもあり、前残り馬場との適正も高評価です。
クリノドラゴンは前走浦和記念で嬉しい重賞初制覇。鞍上も武豊騎手との継続コンビで中央の重賞取りへ。2走前のJBCクラシックでは勝ち馬テーオーケインズに0.9秒差で食い下がり4着。実力十分で上がりの良い脚で突っ込んでくることに期待です。
▲8.サンライズウルス、13.ハヤブサナンデクン
サンライズウルスは昨夏のプロキオンステークスの大敗からオープン、リステッドと着実に実績を残しての重賞再挑戦の過程が非常によく太秦ステークスでは本命を打ったハギノアレグリアスに対して最速の上がりで0.2秒差と今回のメンバーの中でも十分やれる能力があります。
ハヤブサナンデクンは中京巧者で1800mが最適距離。前走ベテルギウスステークスではハイペースも経験し、番手追走で3着に粘り込み力は十分。
△1.ディクテオン、5.ヴァンヤール
ディクテオンは中長距離向きなのは間違いないものの、もはや約束されたような最速の上がりタイムが魅力的。マクリのようなイメージで3角あたりから進出してきた場合はかなり面白い展開になると予想。
ヴァンヤールは前走地方重賞で荻野騎手とのコンビで2着。中央でのレースを振り返っても2走前のみやこSで東京大賞典4着のサンライズホープ相手に0.3秒差。右周りの方が得意そうではあるが中京でも勝っており、当該距離は2-1-0-4と問題なし。実力の割に軽視されている印象なのでしっかり買っておきたい。
☆14.ゲンパチルシファー
1発がありそうなのはゲンパチルシファー。間隔が空いてのレースとなるが、夏は先行する競馬で当該距離と左回りも得意としている。穴馬候補としてロードレガリスと比較したときに勝っているゲンパチルシファーを穴馬に推奨します。
買い目
単勝◎
馬連◎-◯
3連複フォーメーション◎-◯-◯▲△☆
馬場状態などで本命の入れ替わり、買い目の変更が起こるので、レース当日は基本的にTwitterでツイートしています。よかったらこちらからフォローしてください!