「ユニコーンステークス(2024)」の予想と買い目

2024年4月26日2024年4月27日

今年から地方競馬のダートクラシック3冠が整備されていろいろな意見が散見されていますね。
先日の1冠目「羽田盃」は白毛のアマンテビアンコが勝利、番組的に整備する余力がない中央のクラシック路線とどのように差別化、はたまた競争して行くのか盛り上がりに期待したいところです。
本レースも大井開催の2冠目「東京ダービー」トライアルとして今年からリニューアルとなり、昨年までの東京1600mから京都1900mへと変更になっています。

同日開催のG2「青葉賞」の予想は別記事でアップしていますので以下よりどうぞ！

『青葉賞」の予想はこちらから

「青葉賞(2024)」の予想と買い目先週は土曜日「福島牝馬ステークス」と日曜日「マイラーズカップ」の予想記事を公開しました。無事どちらも買い目が的中し、妙味馬も含めて良い分析と推奨ができて一安…

「ユニコーンステークス」(2024)の予想と買い目

レース分析と展開予想

コースは京都1900m、なんとも中途半端な距離に感じるってのが最初の感想（笑）
昨年までの東京1600mとは特徴が異なりすぎて全く過去データが参考にならないです。
スタート後の直線が長く、枠による有利不利はあまりなく外めがやや有利くらいの感覚で問題は4コーナーの隊列、後ろすぎると届かないので3コーナーあたりから徐々に進出していける馬を重視したい。

青葉賞同様に逃げ・先行で勝ってきた馬が多く揃い、またもや逃げて上がり最速の馬が複数…（笑）大変悩ましいですがダート3冠競争を意識しながら、各馬の実力を洗い出してみます。
逃げて最速をマークしているのはサトノエピック(東京2100m)、ムルソー(阪神1800m、京都1900m)、カゼノランナー(中京1900m)の3頭。
中でも人気を集めそうなムルソーは2走前同舞台での未勝利戦驚愕の2.3秒差での勝利、馬自体は4番人気でこのレースで負かした馬3頭がその後勝ち上がっておりメンバーが弱かったわけではなさそう。前走1勝クラスでも横綱相撲で8馬身1.3秒つけての勝ち上がり、怪物の予感がしますがどちらも内枠出走、外めに入った今回どこまで前のポジションを取れるか、取れなかった場合に砂をかぶってのレースはどうなのか？不安要素はゼロではありません。

それ以外では前哨戦的位置付けになる「伏竜S」組、勝ち馬テーオーパスワードはご存知の通りケンタッキーダービーへ出走予定。2着アラレタバシル、4着ラオラシオン、5着サンライズソレイユ、6着ハーバーライト、7着ノットイナフが大挙して参戦してきます。7着といえども勝ち馬からは0.5秒差と大敗ではなくメンバーレベルは高く映る中でアラレタバシル、ラオラシオン、サンライズソレイユは今回のコースにも合いそうかなと注目。
特にアラレタバシルは2.3.4走前まで全て上がり最速の脚を使って3〜４コーナーで位置取りを上げて差せており、コース特性にもマッチし3走前「もちの木賞」では先日の「羽田盃」2着馬アンモシエラのアタマ差2着。今回のメンバーの中でも実績は最上位では？

その他は今回の出走メンバーとも複数回対戦経験があり勝ち負けに絡めそうな実績のピュアキアン、距離不安はありつつも短距離〜マイルでは世代上位のラムジェット、連勝中で「羽田盃」でも上位人気だったブルーサンを0.8秒ちぎったミッキーファイト、雨・不良馬場でもやれるエイカイソウルあたりを狙いたいところ。