【単勝・3連複で回収率353%】「京都金杯」(2023)の予想と買い目

新年一発目の重賞「京都金杯」がいよいよ明日に迫り、枠番も確定しましたね。
こちらは同日開催の「中山金杯」とは違って穴馬の激走屋人気馬の取りこぼしも目立つ波乱含みのレースが期待できるので、馬券的にはこっちの方が予想のし甲斐がありますね。
この記事では、中京芝1600mのハンデ戦「京都金杯」の予想と買い目を発表します。

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「京都金杯」(2023)の予想と買い目

レース分析と展開予想

やはり気になるのは「4〜6番人気の複勝率の高さ」と「2桁番人気の連帯率の高さ」ですね。あとは、「2番人気の凡走っぷり」も興味深いです。
ただし、連帯する馬は人気薄でも重賞戦線で強力な馬を相手に1秒以内の勝ち負けを演じているなど、完全な消し馬が来ている印象はあまりないので、予想に当たっては過去の重賞での負けた相手のレベル感も重視しました。

展開としてはベレヌスとアルサトワにシュリが加わって3頭での争い、そこをプレサージュリフト、ダイワキャグニー、オニャンコポン、カイザーミノル、ミッキーブリランテあたりが追いかけていくイメージ。人気どころのマテンロウオリオン、イルーシヴパンサーは後方で脚を溜めての追走。ハナをしっかり取りたい馬がいるので、ペースはやや早めを想定します。

推奨馬

7.イルーシヴパンサー
前走の関屋記念は見せ場なく惨敗したものの、騎手乗り替わりやらなんやら色々あったので、ここで仕切り直す走りを見せてほしい。完全なるサウスポーなので距離と馬場適性は問題なし。斤量も安田記念と同じなので特に割引もなしで良さそう。

2.プレサージュリフト、10.マテンロウオリオン
プレサージュリフトはクラシック牝馬三冠皆勤賞。距離的には長い方が良い気もするものの、勝利した新馬戦とクイーンCはどちらも左回りの1600mと適性は問題なし。なんといってもクイーンCでは二冠馬スターズオンアースに勝利しているわけですから三冠レースより軽い54kgで臨む今回は万全の走りに期待です。今回出走の関東馬では多分1番強い。
マテンロウオリオンはマイル巧者。ダービー以降着順は振るわないものの最速の脚を見せたり、弱い負け方はしていないので、シンザン記念を勝った同じコースで久々の勝利に期待。ものすごい末脚の爆発力を持っているので、イルーシヴパンサーとの末脚勝負が理想です。

5.エアロロノア、13.オニャンコポン
エアロロノアも安田記念で最速の上がりをマークした馬。GⅡ以上のレベルでも掲示板に入ってくる実力を持ち。あと一歩というレースが続いていますのでGⅢで景気付けの1勝が欲しいところ。後ろすぎないポジション取りで追えるので、離されすぎて届かない心配もないのが安心材料(どこぞのプログノーシスとは違う)。
オニャンコポンは初のマイル挑戦。適性は2000以上にありそうですが、実力は間違いない1頭です。飛び抜けた個性というよりは安定感がウリの馬で、折り合いをつけるのが上手な印象。中距離路線での走りとは違うスタイルで来そうな感じがするので、サプライズがあるかも。

1.ベレヌス、3.ピースワンパラディ、6.タイムトゥヘヴン
ベレヌスは最内の利を活かした逃げ残りが十分に考えられる馬。過去データを見ても、逃げ切り、逃げ残りがそれなりにあるのでワンチャンありそう。
ピースワンパラディは中京で2-3-0-0と圧巻の成績。完全なサウスポーですし、直近の成績も非常に良く安定した走りっぷりを見せている割に人気が薄いので狙い目!
タイムトゥヘヴンは左回りがやや苦手に見えるものの、東京のマイル戦でメイケイエール、ノースブリッジ、セリフォス相手に悪くない走りを見せており能力面では引けを取らない馬。斤量と北村騎手のテン乗りが果たして…。

⭐︎11.エントシャイデン
昨年G1初制覇を成し遂げた坂井騎手とコンビを組んでからは勝ち馬に0.5秒以上離されたことはなく、10月にはフランス遠征でGⅠフォレ賞で3着。前走の阪神カップも10着ではありますが最速に近い脚を使えており、今回のレースはデータ的に短距離適性のある馬の好走が目立つ傾向にあるため、穴を開けるならこの馬だろうと期待しています。

買い目

3連複フォーメーション◎-◯-◯▲△☆
馬連◎-◯

単勝
複勝☆

結果と分析

直前オッズで5番人気まで落ちた本命馬イルーシヴパンサーが最内を切り裂いて勝利し、単勝と3連複を的中させる事ができました!
オッズが割れていたため、配当が美味しいながらも人気順で見ると意外と手堅く決まった印象ですが、サプライズはやはり1番人気マテンロウオリオンの「ポツン」ですかね。僕も2列目に入れて買っていたので頭を抱えましたが、プレサージュリフトが2番人気のジンクスに負けずに3着に粘ってくれたおかげでなんとか馬券は取れました。
スタート後飛び出した3頭が最下位から3頭になっており、中京に関しては中山とは真逆のトラックバイアスが見られました。
勝ち馬イルーシヴパンサーは馬体重も増加し、今年のマイル戦線での本格化に期待です。

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