【ゲテモノ】歌舞伎町の「上海小吃」で怪しい料理の数々に挑戦してきた!!

「鳩の丸焼き」の画像

新宿歌舞伎町といえば日本屈指の歓楽街。ギラギラした若者やぼったくり居酒屋やラーメン二郎がある危険な街。

目次

「上海小吃」の食レポ!!

その中でも危険ゾーンである東通りからもう一本脇にある小道に闇に紛れてひっそりとあるのが今回の訪問店「上海小吃」であります。

実際、地図だけではすぐにたどり着けません、一回迷います。すぐ脇の「思い出の抜け道」と間違う場合が非常に多いので気をつけましょう。

薄暗い路地の先にようやく看板を発見!!離れ的な場所も存在しているので、総収容客数は結構多いのかもしれません。

「上海小吃」の外観の画像
どこからどう見ても怪しすぎる。今にも抗争が起きそうな雰囲気だ。

若干、日本語が通じない感もありますが、基本的には問題ありません!というわけでゲテモノレポを始めていきましょう!!

このお店の基本コンセプトは「上海家庭料理」というわけで、メニューの全てがゲテモノなんてことは全然ないですし、むしろゲテモノを完全に敬遠してノーマルな中華料理屋として利用することも可能ですよ!

とりあえず、目についたメニューとこの店にどうしてもきたくて仕方がなかった同行者(高校時代からの悪友)がリストアップしてきたメニューをどんどん注文しました。

最初に「蛤の甘辛炒め」が登場!

「蛤の甘辛炒め」の画像
このソースだけで白米3杯は間違いない。

ネギや唐辛子が入った甘辛ソースにたっぷり浸かった蛤は身もプリプリ!

とにかくソースがあと引く美味しさで、皿ごと飲みたいレベルですが、そうはいかないのでモヤモヤしていると…

「揚げパンにこのソースつけると美味しいよ!」と店長らしきおばちゃんが言うので言われるがままに注文。

最強のオトモ「揚げパン」登場!!

「揚げパン」の画像
ただの揚げパンと言えばそれまでだが、さっきのソースとの融和性は最強!

すぐにきました、揚げパン!!表面は油でテカっており、なんとも言えないいい香りが漂います。そのまま食べると、確かに揚げパン。美味しいですが、やはりさっきのソースにたっぷり浸していただくのが最高!

甘辛ソースが染み込んで、たまらんです。

ゲテモノ登場!「牛スジと牛の陰茎の煮込み」!!

「牛スジと牛の陰茎の煮込み」の画像
見た目は普通の牛スジ煮込み

さて、いよいよ今回の目的である「ゲテモノ」が続々登場!!

牛の陰茎、僕は初めて出会いました、まあそう言われればそう言う見た目してますけど、味はホルモンそのものって感じですね。ただただ美味しい。

これも濃厚な風味なので、ご飯かさっきの揚げパンと相性良さそう!

見た目はだいぶショッキング?? 「豚の脳みその炒め」

「豚の脳みその炒め」の画像

割と今回のゲテモノの中でも最上級と思われる「豚の脳みそ」

これに関しては見た目から確かに「脳みそ」感が溢れてます…僕は一瞬「ウワッ」って思ってしまいました笑

食感も見た目通り、白子のようなフワッとした食感なので、苦手な人は苦手かもしれませんが、味に臭みなどはそこまで感じられないので食べてみると案外!みたいなこともあるかもしれません。

箸休めには「豚の心臓と筍の炒め」を

「豚の心臓と筍の炒め」の画像

豚の心臓はゲテモノになるのか分からないですが、焼肉屋で出てくる牛のハツよりも豚なので脂がたっぷりで柔らかめです。王道中華料理の味!!

総じて白米が欲しい!!

めったに食べられない!「鳩の丸焼き」!

「鳩の丸焼き」の画像

中国じゃ常識らしい食用鳩。なかなか食べる機会が日本ではないので、せっかくと言うことで注文。見た目が見るからに鳥なので若干罪悪感が…(笑)

鳩って案外小さいのと、焼かれてこんなかわいそうな顔になっちゃうんだなあみたいな感想を出しつつ、いただきます。

実際食べる部位はそんなに多くないですが、パリパリな皮の部分などは北京ダック的な感覚なのかな?って感じ。肉はまあパサっとした鶏肉です。味付けが漢方的な味わいで、薬膳効果があるような感じでした。

「鳩の丸焼き」の画像
罪悪感を増大させるなんとも言えない表情

これはうまい!!「カエルの唐揚げ」

「カエルの唐揚げ」の画像

お気づきかもしれませんが、このお店。味もめちゃくちゃ良いし、ボリュームも十分なので、そろそろお腹がいっぱいになってきております。

入店するまでは、「怪しすぎるし、ゲテモノだし美味しくなくてぼったくられでもしたらどうしよう…」なんてことを本当に考えていたのですが、もうそんな心配は何処吹く風、クオリティの高い料理に夢中になっています。

ラストに近づいた頃に、店の壁に貼ってあるメニューから見つけた「カエルの唐揚げ」

カエルに関しては某日曜夜のバラエティ番組などでもよく出てくる食材で、「ほぼ鶏肉」みたいな色レポがもはや定番の食材。これが真実なのかを確かめる時が来ました。

感想は・・・「ほぼ鶏肉」でした(笑)

脂が少ないので、鶏肉ほどジューシーではない反面、さっぱりした味がスパイスと絡んで良い味を出していたし、食べ応えのある肉質という印象でした。これは美味しい。カエルだと言われなければ全くわからない。臭みも全然感じません。

いよいよお腹が8分目を超えてきたので、シメを考えます。まだまだ食べてないゲテモノたちがメニューの中から主張してきます・・・さて、どうするか。

選ばれたのは、「担々麺」でした。

「担々麺」の画像
最後に王道を選んだことに後悔はない。

誰もが、最後は虫とか、やばめなメニューで締めて欲しかったと思うんですよ。

僕も死ぬほど悩みました、サソリか蜘蛛かゲンゴロウか。

でも、最後は純粋に美味しいものを食べたかった・・・クオリティが高いお店だからこそ、王道の味にもクオリティの高さが現れるはずだと確信していたから!!(言い訳)

というわけで、担々麺をシメにいただきました。

何を語る必要もなく、めちゃくちゃうまいです。ホンモノです。食べてよかった。

お会計のコスパも良く、色々と先入観だらけで入店こそしましたが、とにかく全部美味しかった。

まだまだ、虫たちが「俺たちのこと食べてないよね??」と語りかけてきている気がしたので、こちらも次回また再挑戦する必要がありそうです。

「上海小吃」の店舗情報!!

所在地:東京都新宿区歌舞伎町1-3-10(地図は食レポの最初に載せてあります。)

電話番号:03-3232-5909

お店のサイト:http://shanghai-xiaochi.com

その他:予約はお店に直接電話のみ対応。(日本語が話せないスタッフさんしか電話対応できない時間帯もあるようなので、その際はかけ直しましょう。)また、支払いは現金のみ。クレジットカード、電子マネーでの決済はできませんので注意しましょう。

最後に

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は、なかなか日本では出会えない「上海の家庭料理」が食べられるお店「上海小吃」をご紹介しました。

ゲテモノと言ってしまえばそれまでですが、調理法へのこだわり、素材を活かす味付けなど、はっきり言って予想をはるかに超えたクオリティで食べることができて驚きました。

歌舞伎町のディープゾーンにあるディープなお店ですが、足を一度運べば、虜になること間違いなしです!!

ぜひ一度、足を運んでみてくださいね!それでは!!

誓約書を書いて命がけで激辛チヂミを食した前回記事はこちらから

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