東京・表参道「鮨あお」(令和6年5月訪問）

予算：おまかせ ¥30,000~/人
カード利用：可

表参道の街並みから一本入った路地の建物にある「鮨あお」は日本を代表するレジェンド寿司店「すきやばし次郎」の一番弟子の店。
月1回、自分へのご褒美も兼ねて伺っています。

ランチではつまみが一品出てから握りに入るコース。
最初の一皿ももちろん妥協なし、毎度季節を感じる一皿に仕上げられています。

この日は5月なのでホタルイカとそら豆、身がたっぷり詰まっています。

早速ここから握りに入ります。
まずはヒラメから、噛めば噛むほど味わい深い。
スミイカは歯応えサクサク、甘味もたっぷり。

脂のバランスが絶妙すぎるシマアジ。
こちらのシャリは次郎さん譲りの強烈な米酢の存在感が売り、ともすればシャリの主張が強くなり過ぎてしまう恐れありですが、さすがの技術。白身魚との相性の高さは特に群を抜いているように感じます。
そしてなんといってもマグロ、寿司の主役はどこまで行ってもやはりマグロ！
厳選されたフジタ水産の藤田マグロ、切付けは藤田さん自身も絶賛する美しさです。
赤身はほどよい鉄分を感じる好みの味わい、甘味と酸味のバランスが最高です。

中トロは口に入れた瞬間にとろけるようで絶品、濃厚な味わい。
巻物も手間がかかるすき身が贅沢に詰まっています。

コハダはなかなかの大きさ、締め方も最高です。
ホッキは見ての通りのプリップリな身質！

アジは脂のノリや魚体の大きさによって薬味に工夫が、この日は生姜を間に挟むスタイル。
クルマエビ、プリップリです。二番手さんが殻をむいている姿も含めて芸術的…。

カツオも美しい、藁焼きの香りがフワッと香ってきます。
煮ハマグリ、歯応えはもちろんツメの甘味がたまらない。

ウニは海苔との相性が最高！
アナゴはホクホクフワッフワ、塩も良いけどやはりツメですなぁ…

鉄火巻ってなんでこんなに美味しいんだろう、マグロが良質だからってのもあるけどこの組み合わせだからこそ生まれるシナジーがありますよね。

ここから追加の握り。
サヨリ、シーズン終盤だけどまだまだ身が締まっていて良い味わい。

小柱、コリコリ食感と甘味が良い、海苔の香りも良い相性！
イワシ、脂ノリすごすぎません？これまた酸味強めのシャリとの相性が強い…！

あれば絶対いただく赤貝、コリコリの歯応えと口の中に広がる磯の香り、貝類で一番好きな貝！
そして赤貝があるならばひももある、これまた一番好きな巻物であるひもきゅうを。

おかわり中トロ、滅多にマグロを追加することはないのですがこの日の中トロは凄まじかったのでついつい。
タマゴはカステラタイプ、〆に欲しい甘味。

最後はメロンで〆。

店内はいつも静かで凛とした空気が流れており、落ち着いた雰囲気で食事ができます。
撮影はシャッター音禁止、スマホをカウンターに直接置くのも禁止ですのでルールはしっかり守りましょう！

来店時の次回予約はランチのみ可能、ディナーは下記のOMAKASEでの予約限定となります。

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