今回は銀座の昭和通り沿いに並ぶ3軒のマリオット系列ホテル、通称「マリオット3兄弟」のセンターに位置するスペイン発祥のACホテル内にあるレストラン「AC Kitchen」で楽しむ進化系和風スパニッシュにフォーカスします!!
ACホテルが大好きで常宿の一つとして愛用しているので、朝食だけなく、ランチ、ディナーもしっかり実食済み!
昼でも夜でも値段を超えた楽しさと美味しさを提供してくれるこちらを今回も写真たっぷりでご紹介します!!


AC Kitchen
お店の詳細・アクセス
予算:ランチ 2500円〜・ディナー 4000円〜 アラカルト・コースどちらも可。
「ACホテル」宿泊者以外でも利用可能で、Marriot Bonvoyのステータスをお持ちであれば最大20%の割引特典も宿泊者同様に受けることが可能です。
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座6-14-7
電話番号:03-5550-0102 (代表番号)
ホームページ:https://www.ackitchen.achotelginza.com
予約サイト直リンク:https://www.tablecheck.com/shops/tyoar-ac-hotel-tokyo-ginza-ackitchen/reserve
最寄り駅からのアクセス:東京メトロ他「東銀座」駅から徒歩3分 「銀座」駅から徒歩7分
昭和通り沿いの大人な空間
このレストランの入る「ACホテル」は黒と白を基調としたシックな大人の雰囲気漂うホテル。
ホテルの1階にある「AC Kitchen」の座席からは、ビジネスマンが忙しそうに通り過ぎる昭和通りの雑踏は見えないようになっており、落ち着いた雰囲気の中で、食事を楽しむことができます。
ランチタイムでは日光がよく差し込む窓側席や暖かい日にはテラス席の利用もおすすめ!

〜ディナー編〜 クリエイティビティあふれる料理、ドリンクの数々!
日本中から選りすぐった産地の食材を使った料理の数々は見て面白く、食べて美味しい2度楽しめる仕掛けになっています。
充実のノンアルコールドリンク
ドリンクメニューは緊急事態宣言下でのアルコール提供自粛のため、ノンアルコールカクテルをいただきました。


ACブランドのシグネチャーカクテルとして有名なジントニックを筆頭に、シャンディガフやワインもノンアルコールで提供されていますが、どれもクオリティが高く、忠実に本来の味に近づけており、こんなご時世だからこその新しい魅力の一つと言えますね!
アペタイザーからメインまで!!


メニューを眺めていると何度か目にする地名が、岩手県の遠野市。
その遠野市で栽培されている「遠野パドロン」はピーマンやししとうに見た目がよく似たスペイン原産の唐辛子の品種のひとつで、「ビールにぴったりなおつまみ野菜」と銘打っているので、ノンアルのシャンディガフに合わせて食べてみました。
唐辛子とは言いますが、辛さよりも甘みが引き立ち、やわらかい食感とともにクセになる逸品、飲み過ぎ注意です!
この日の「本日のスープ」はカボチャの冷製スープ。
串に刺されたカボチャ、カボチャの甘みたっぷりのエスプーマ…いちいちオシャレです(笑)

パタタス・ブラバス…注文で噛む確率99%のこちらはスペインではとてもポピュラーなおつまみで、「ポテトのピリ辛ソースがけ」を指します。
器もじゃがいもの形で、まるで畑の風景を表現したかのような盛り付け。
絵の具のようなチューブに入っているのがオリジナルのアリオリソースで、ガーリックマヨネーズにパプリカパウダーを混ぜてピリ辛に仕上げています。

ほくほくのじゃがいもは、熟成されているだけあって、そのまま食べても甘味たっぷりで美味しくて、スナック感覚で食べ進めることができますし、アリオリソースとの相性も抜群!!ピリッとした辛味とニンニクの香ばしさで一気に大人のおつまみへと進化します。

メインには白身魚スズキのポワレをチョイス。
レモンの酸味がアクセントのアンショワイヤードソースはご飯のお供の筆頭株「シバ漬け」を入れることでピンク色に!
漬物の旨味が白身魚とめちゃくちゃ合うんですね、面白いです。


シメのご飯ものにはスペインの魂「パエリア」を!
えび、ホタテなどの魚介とトマト風味のライスが熱された石焼き鍋に入って登場します。
この時点で良い香りが漂っていますが、ここに香り高い魚介だしを投入!ジュワッ!!と音を立てて磯の香りが弾けます。
量もシメにちょうど良いサイズで、デザートに向けて良い調整ができました。
最後はもちろんデザート
というわけで、デザートはティラミスを注文!!

土と植物とコーヒーゼリーが運ばれてきました…(笑)


この土、食べるとほろ苦いココアの味がして、ビターめな僕好みのティラミスでした!たまらない…
見た目へのこだわりもすごいし、味も妥協がなく本当に美味しい。
美味しいレストランで美味しいものを食べる幸福感に加えて、まるでレジャーランドに行ったような楽しさも味わえて一石二鳥な気分。
さらに嬉しいのは、アラカルトで好きな料理を頼んでも値段が膨れ上がらないところ、結構ホテルのレストランではアラカルトの数がそもそも少なくいうえに単価が高くて、コース注文を誘導しているように感じるところも少なくありません。
それに比べて、コースに入らないメニューにも魅力ある料理が並び、金額も変わらないのがこのレストランの特徴の一つです。
「AC Kitchen」のスペシャリテ -季節の彩りピンチョス-

お店最高の逸品、スペシャリテは「季節の彩りピンチョス」です。
スペインのバルで提供される、一口サイズのおつまみ「ピンチョス」を日本の食材を使用して表現。
まさに「AC Kitchen」らしさを体現したメニューです。
季節に応じて、野菜や果物の種類が変わり、他の料理同様に提供されてから食べるまで美味しくて楽しい逸品!!
ランチでもディナーでも食べられるので、ぜひ注文してみてください!