世界屈指の人気を誇る世界遺産「ケルン大聖堂」のお膝元にあるマリオット系列ホテル「ケルン・マリオットホテル」の宿泊記です。
ドイツ西部最大の観光地は意外と徒歩で世界遺産や博物館を巡り切ることが出来るコンパクトな街ながら見どころ満載の上、アーヘンやデュッセルドルフ、ドルトムントなどへの観光の拠点としても便利!
当ホテルにはマリオットプラチナ会員以上は無料利用可能のラウンジが用意されているので、円安の現状では朝食や飲み物、軽食を無料で飲食できるのはありがたいですね…
「ケルン・マリオットホテル」宿泊記
会員特典とアップグレード
当日は夏休み真っ只中の週末ということもありほぼ満室。
ボトムの低層階デラックスルームからエグゼクティブフロアのやや広めのグランドデラックスルームへUGいただきました。
お部屋(エグゼクティブ・グランドデラックスルーム)
この旅ではひたすらドイツ西部を巡る旅程だったのでこちらも眠るだけ。
駅近で大きなスーツケースを持っていても問題なし、広々としたお部屋でストレスフリーな滞在ができました。
デスクもワイドでコンセントの場所もPC利用、充電ともに問題なし。
立地的にもビジネス利用のお客さんが多いんでしょうね、でもこういうポイントは大切です。
トイレはこんな感じ、ドイツあるある「誰のケツが入るねん!」という便座ではないので大丈夫(笑)
洗面台は高級感あって清潔で広々、女性にはありがたい。
そして何より嬉しかったのがバスタブ!ヨーロッパ滞在中は1日20,000歩は最低でも歩き回るので足を伸ばして回復できるのが非常にありがたいのです。
我々日本人のようにバスタブ慣れしていると、欧米におけるシャワーのみの文化は結構体調に影響与えるんですよね…
エグゼクティブラウンジ
エグゼクティブラウンジは24時間オープンなので紅茶・コーヒーとソフトドリンクは滞在中いつでも利用可能です、ペットボトル・缶の持ち出しも常識的な範囲であれば問題ないとスタッフに確認済みですので、部屋で飲んだり街歩きに持っていくなど活用してください!
ラウンジ内は広々。
炭酸、フルーツジュース、ミネラルウォーターなど充実のラインナップ。
片隅にはリンゴが2種類、こちらだけ24時間常備されています(笑)丸かじりタイプ。
ラウンジのイブニングスナックタイム
イブニングスナックタイムは17:30〜20:30、アルコールは21:30までの提供です。
ガッツリ夕食という感じではなくつまみとアルコールの組み合わせの軽めのカクテルタイムといった感じの内容。
地元ケルンの「NOLTE」や「PETERS」といった伝統製法のケルシュビールのほか、ワインが提供されています。シャンパーニュ同様、原産地統制呼称が定められているケルシュをたくさん飲めるのは特にビール党にはたまらないですね!
朝食はラウンジで
レストランはありますが、食事もエグゼクティブラウンジでいただけます。
内容も充実しており、まさしくヨーロッパの朝食!
ライ麦やビール酵母など使った黒パンが充実しているのがドイツらしさを感じます。
ホテル外観・内観や設備など
ケルン中央駅からライン川方面へ徒歩5分ほどの距離にある当ホテル、大聖堂側は夜まで賑やかですがこちら側は落ち着いた雰囲気。細い道ではないので治安面の不安もありません。
エントランスから地下は吹き抜けになっており見た目以上に広々とした印象。
バーのスクリーンには謎にMarriottのロゴが投影されています(笑)
地下は円形の構造になっており、ベンチやミーティングスペース、テーブルサッカー台など盛りだくさん。ぐるぐる回るだけでも楽しいです!
売店にはドリンク、スナックや生活用品など充実。
ちょっとしたケルンのお土産やマリオットグッズなども揃っています。タンブラーの使い勝手は微妙そう(笑)
いざという時のためにPCとプリンターも完備、未だチケットを紙で印刷する方式の観光スポットも存在するので助かります。
ATMもホテル内に、外のATMもたくさんありますがセキュリティ面の不安があることも多いのでホテルならやや安心。
アクセス
DB「ケルン中央(Köln Hautbahnhof)」駅から徒歩5分、出口はケルン大聖堂とは逆側のライン川方面。
感想とまとめ
ケルン滞在時のマリオット系列の選択肢は基本的には当ホテルとコートヤード・ケルンの2択になります(the Deutzやモクシーは安いがアクセス悪め)が、駅からのアクセスやラウンジ付帯であることを考えるとこちらが選択肢になることが多いかと、金額的にもそこまで差はありません。
個人的にはやはり夏場で飲み物をたくさん欲していたのでラウンジで水やジュースを補給して街に出ていけたのがありがたかったですね、ドイツはペットボトルや瓶にデポジットが加算された販売金額になっているので欧州諸国と比べても飲み物の料金が高い(ボトルを機械に返却すると現金が戻ってくる)のでそういう意味でも節約になりました。
海外のホテルに求める機能として私はまず第一にアクセスの良さと疲労回復を求めるので、そういう意味ではドイツ西部観光の拠点として最適なホテルだと感じます、なんといっても駅からのアクセスが抜群。ケルン大聖堂を臨むスイートもありますので、滞在の参考になっていればありがたいです。